カラー剤・薬剤の在庫管理でよくある失敗例
シャンプーやトリートメントに比べて、カラー剤・薬剤の在庫管理は難易度が別格です。色番号・容量のバリエーションが多く、使用量も施術によって変わるため、管理が崩れやすい領域です。よくある失敗例を整理しました。
なぜカラー剤・薬剤の管理は難しいのか
同じブランドの同じシリーズでも、色番号ごとに商品として数える必要があり、1つのシリーズだけで数十点になることも珍しくありません。さらに、施術ごとの使用量にはばらつきがあり、シャンプーのように「1本使い切ったら1個減る」という単純な計算が成り立ちにくい商品でもあります。
よくある失敗例
色番号・容量違いを同じ商品として扱ってしまう
「同じシリーズだから」とまとめて数えてしまい、実際にはどの色番号が足りていないのか分からなくなるケースです。棚には在庫があるように見えても、必要な色だけが欠品している、ということが起こります。
新色・新商品を試しに導入しすぎる
トレンドカラーやディーラーの新商品提案を試供的に導入するうちに、定番以外の在庫がじわじわ積み上がっていきます。1つ1つは少量でも、積み重なると大きな金額になります。
特定のスタイリストの好みで発注が偏る
スタイリストごとに好んで使う薬剤が異なるのは自然なことですが、その担当者が異動・退職すると、その薬剤だけが一気に不動在庫化します。
使用期限・劣化リスクを考慮せず長期保管する
美容薬剤の中には、開封後や一定期間経過すると効果が落ちるものもあります。「在庫があるから大丈夫」と安心していると、実際には使えない状態になっていることがあります。
空容器の管理があいまいで、記録と実在庫がずれる
使い切った容器をすぐに記録しないまま放置すると、帳簿上の在庫数と実際の在庫数がどんどん乖離していきます。棚卸のたびに数字が合わない原因の多くは、ここにあります。
結局、何が一番効くのか
これらの失敗に共通するのは、「記録のタイミングが実際の消費から遅れる」ことです。棚卸の時にまとめて数えるのではなく、美容室向けの在庫管理システムZAIKOCCHIのように、使い切った瞬間に1タップで記録できる仕組みを使うと、色番号・容量ごとの細かい管理も、ずれのない状態で維持しやすくなります。